第14回
10月18日更新



皆さん、こんにちは。

本日発売の週刊ファミ通、208ページはご覧になりましたか?
「ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜プレミアムボックス」に封入されるスペシャルCDに、なんと、「7(セブン)〜モールモースの騎兵隊〜」の音楽が入ります。

しかも、収録曲はユーザーの皆さんの投票によって決まりますので、ふるってご応募頂きたいと思います。

さて、音楽といえば、ヴィーナスプロジェクトのメンバーにも、必要不可欠な存在です。

事実、私、Venus-Webディレクター鈴木のMacのMP3プレイヤー「iTunes」は、2441曲、11.46GBがランダムループ状態で、一週間は持ちます。(←なにが?笑)

そこで、今回は、プロジェクトメンバーのお気に入りの曲などについて、語ってもらいましょう。







プロデューサー
川島健太郎



●制作中に、どんなBGMを聴いていますか?

■『空を取り戻した日
HERO THE S.Z/シャカゾンビ

セブンの時の話なんですが。
ステージ出演のため、東京ゲームショウ(もう2年ほど前ですね)に、向かう電車の中でずっとループして聴いてました。

空が青くて、風が強くて、電車の窓から、光が筋を引いて差し込んでいて、車両に乗っているのはなぜか俺一人で、幕張の海が音もなく光ってた。

当時は悩み深い青年(?)だったので、なんか”ぐっ”と来ました。

まあ、割とすぐ、”ぐっ”と来ちゃう人間なんですけどね。
あの日の、「何気ない日常の様子」が今も胸に残っています・・・。

それからずっとお気に入りです。


基本的に”せつない派”なので、「ヴィーナス&ブレイブス」の背景の様な”強い風に雲が飛ばされる青空”とか、”不吉な感じもする燃える(萌える?)ような夕焼け”とか、そういうシーンを見たときに頭の中で流れたりします。

ごくたま〜にですけど。






ディレクター
川口忠彦



●制作中に、どんなBGMを聴いていますか?

■『Candysmoke and distball』
宇頭巻
宇頭巻は日本のハードコアミクスチャーです。
ハードコアかつタイトな演奏と、日本語ラップの組み合わせのグルーブ感が大好きです。

『Islands』KingCrimson
キングクリムゾンは、「セブン」の世界イメージにあっていることに途中で気づいて、
掘り返して聞いています。とくにタイトル曲は不朽の名作ですね。
すごい技術と理論がありながらそっちに走らないで、感情の喚起力の土台にしているところ、そして、情感たっぷりなのに決して安っぽくないところが、この人たちのすごいところだと思います。

『Four color Problem』Husking bee
ハスキングビーのこのアルバムも、かなりびっくりしました。
タイトルどおり、4つの楽器のアンサンブルを追求して、めくるめくさまざまな色彩の美しさを表現していると思います。



「ヴィーナス&ブレイブス」のゲームのイメージが現れている部分・・・。

キングクリムゾンは、”クラシカルな美しさ”を持った世界観が、ある意味目標としている部分と近いですね。

精神性という意味では上にあげたようなものから刺激をうけるし、また共感したりします。
初期衝動みたいな部分を大事にして、変にかしこまらないで大胆なこともやってみることだったり、結局はいかに”エネルギー”を生のまま封じ込めるかだと思っていたり、”情感”を緻密に構築していくことだったり、最終的には普遍性だと思っていたり。

そういう素晴らしいアーティスト達の作品に触れることで、その姿勢に共感してとても勇気付けられます・・・、かなりイっちゃった感じの説明ですが、むりやりコンパクトにまとめるとそういうところです。

とかいいつつも、実は製作中に一番聞くのは、日々上がってくるヴィーナスのBGMたちだったりします。音楽にあわせるつもりでイメージをもっていったりということもしょっちゅうです。

実際、セブンのときには、”アルメセラ年代記”のタイトル画面を描く前に、曲が上がってきていて、とても気に入ったので、完全に音楽にあわせるつもりで描いたものでした。

今回の曲は一層ゴージャスで、すごく気に入ってます。
音楽を聴いていくだけでもかなり味わいの深いものになりそうです。

いや、もう本当に言っとく、必聴!ぜひどうぞ!

 



キャラクターデザイン
高橋守



●制作中に、どんなBGMを聴いていますか?

■『楽園ベイベー』RIP SLYME

夏休みは仕事でどこにも遊びに行けなかったので、これを聴いてガマンしてました。(泣)

『Drifter/太陽とヴィーナス』キリンジ
キリンジ兄の掘込高樹さんは、昔ナムコでサウンドとして働いていたこともあるのです。
選曲は”ヴィーナス”つながりということで。30歳になったばかりの僕をまったりと癒してくれました。

『SeaChange』BECK
赤いほっぺのベック・ハンセンが大好きです!関係ないけど、漫画の「BECK」にもこの仕事の期間中にハマってまして。バンドを題材にした漫画です。とても面白いのでオススメです!


そういえば、「ヴィーナス&ブレイブス」に登場するメルヴィンってキャラクターの髪型がBECKの髪型と似てます!
 


モデル&モーションデザイン
金子晃也



●制作中に、どんなBGMを聴いていますか?

■『ROCK AND ROLL HERO』
桑田佳祐

僕は桑田佳祐の音楽って、桑田佳祐の音楽のルーツそのものの様な気がしていて、それをこのアルバムはすごいストレートに聴かせてくれるので気に入ってます。

サザンの「Kamakura」やKUWATA BAND以降どうも自分的にこれだというアルバムが出てこなくて寂しかったんですが、これは久々の大ヒット。

桑田サウンドってこうだよなあ、ってしみじみ。

■『三日月ロック』スピッツ
大学時代、課題をやりながらTVの深夜の天気予報の後ろで、ずっと6th「ハチミツ」が流れていたんです。そのころを思い出します。
ボーカルの透き通る声が夜の闇に妙に合います。

「ババロア」がその中でも一番好きな曲です。

『SIX DEGREES AND INNER TURBULENCE』DREAM THEATER
これは開発初期に良く聴いてました。ライブも2回行っちゃいました。
このバンドの音楽はリズムを追いかけるのがとても楽しいし、メロディが秀逸。

ボーカルが神と言えるくらい綺麗です。

『CALIFORNICATION』RED HOT CHILIPEPPERS
きっかけはCMで「BY THE WAY」を聴いたのが始まりで、「BY THE WAY」を購入。ギターとボーカルのカッコ良さにはまってしまい、「CALIFORNICATION」「BLOOD SUGAR SEX MAGIC」を立て続けに購入。
「ONE HOT MINUTE」は、隣
で一緒に仕事してる長岡(モデル&モーションデザイン)から借りて聴いてます。

今聴いたことのある4枚の中だと、「CALIFORNICATION」が一番好きかも。
ここのスタッフはレッチリ好きが多く、川口ディレクターや糸見ムービーディレクター、隣の長岡も聴いてます。
ヴィーナスのキャラクターのネーミングは川口ディレクターなので、「主人公のネーミングはここから来てるのでは?」とは、僕の勝手な想像ですけど・・・。


最近寝不足で、下手をすると集中力を高めるための音楽が子守唄に変わりそうな勢いです。
きちんと睡眠をとって、最高の作品を早くみなさんにお届けしたいです。
 


ムービーディレクター
糸見功輔



●制作中に、どんなBGMを聴いていますか?

■『Walk On』ALL THAT YOU CANT'T LEAVE BEHIND/U2

”歩き続けるんだ”という歌詞が好きな曲です。
同じアルバムに入ってる「In A Little While」という曲も好きです。

『In My Place』A RUSH OF BLOOD TO THE HEADCOLDPLAY
キレイなメロディーと流れるような歌声が好きな曲です。
あまり聴きすぎると悲しくなってきます。
あと、仮眠をとるときに聴くとよく眠れます。

『BLURRY』COME CLEANPUDDLE OF MUDD
メロディアスなハードロック。この曲はカッコイイです。
あと最近では”NICKELBACK”とかも好きです。
アメリカンロックはやっぱりカッコイイです。

『IN THE END』HYBRID THEORYLINKIN PARK
たまには濃いめのミクスチャーロックも良いです。
このアルバムのリミックス盤も良い感じでした。
今回のムービーには激しいシーンもあったりして、そんな時、気分を盛り上げる為に聴いてました。
やるぞー!ぶち壊すぞー!って気分になれます、ちょっと危ないです。
あと”RAGE AGAINST THE MACHINE”とかも同じ気分になれます。


机の上はCDだらけです。もう山積みです。
忙しくなると週2、3枚は買ってしまいます。

演出を考えているときや、素材を作ってるときに高揚感のある曲とかを聴きながらイメージ膨らませてたりしてます。

あ、でも編集作業中は使用曲以外は聴かないです。
他のリズムに流されてしまうので。

あと、コンテ切ってるときに聴いてるとカット数が異常に増えたり、走っちゃたりしてしまいます。

実際、「カット割が速くて細かすぎ。」って言われたり…、すいません。





如何でした?

こうやって見ると、スタッフみんな、思い思いの曲を聴いていますよね。

「どこにあの、『ヴィーナス&ブレイブス』の様なグラフィックを想像させるメロディーがあるんだろう?」って思った人は、今日紹介したCDを一度聴いてみてはどうでしょう。
(すでに持っている人は、聴き直して見よう!)

”いち早く”、「ヴィーナス&ブレイブス」の世界を垣間見る事が出来るかもしれませんよ?

そしてそれは・・・、
また別の「ヴィーナス&ブレイブス」の世界を開く扉かもしれません・・・。