第15回
10月25日更新



皆さん、こんにちは。

秋も深まり、寒さを一段と感じる日が多くなって来ましたね。
体調には十分気を使ってください。


さて、今週は、対談(雑談?)企画第四弾をお送りします。

今回はいつもの川島プロデューサーではなく、「ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜」ディレクターの川口忠彦と、ナムコフライトシューティングゲーム「ACE COMBAT 04 shattered skies」等に携わり、現在「PROJECT ACES」ディレクター河野一聡の対談が実現しました!


その模様を、ご紹介しましょう。









「PROJECT ACES」
ディレクター:河野一聡
 
河野:はじめまして!
川口:はじめまして!

河野:
いやいや、同期じゃん!
川口:業界9年目!来年で10年選手ですよ。

河野:
偉くなったもんだね。・・・いや、偉くはないけどね。「ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜」(以下:ヴィーナス)のムービー見たよ!
今回の良いねぇ。オレ好みな感じ。
川口:ありがとうございます!!
あなたがそう言うなら、一般的になってるのかな。

河野:
すごい良かったな。「7(セブン)〜モールモースの騎兵隊〜」(以下:セブン)と印象が違うね。
あれはあれで良かったけど、今度の方がオレのツボって感じかな。
手応えとしてはどう?
川口:たくさんの人に楽しんでもらえるものになってきてるんじゃないかなぁ。
”エンターテインメント”って言葉をすごく意識してるし。

河野:うん。突き抜けた感じがあるね。
川口:その辺の意識が形になってるといいんだけど。

河野:なってると思うよ。エンターテインメント好きなオレとしてもすごく良いと思ったよ。
制作はどのくらいだっけ?
川口:1年程度ってとこかな。いやぁ、ぶっちゃけた話、ナムコに入って以来もっとも大変だよ。体力的には一番つらい。
 

「ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜」
ディレクター:川口忠彦
 

河野:いやぁ、おたがいねぇ。
そういえば、「ヴィーナス」では使ってるツールすごいよね。
川口:あれはすごいね。
ヴィーナスプロジェクト・キャラクター班の金子と長岡がオーダー出しながら、大場(シーグラフなどで受賞経験がある)がコーディングして制作しているんだけど。

河野:手描きで頑張ってます!
みたいなヴィーナスチームだけど、実はすごい技術が使われてるよね。
川口:
なんかこう美学みたいなもんでね。”技術的な凄さはあくまでもさりげなく”という・・・。

河野:
そういう意味では俺がやってきてる事と対極的な感じがあるな。
川口:いやぁ、でも「R4 -RIDGE RACER TYPE 4-」(以下:R4)、「ACE COMBAT 04 shattered skies」(以下:AC04)
と、ゲームの実写表現の壁を越え続けて、毎回感動させられてます。

河野:
ありがと。でも壁を越え続けてるのは、チーフデザイナーの菅野だけどね。
川口:あ、「R4」は、オレも難易度調整チームで参加したっけなぁ。
デザイナーなのに、なぜか難易度調整で「2週間泊り込み!」のような伝説的な生活。

河野:
「レイジレーサー」以来、チームと言う意味では一緒に仕事してないね。
そろそろ何か?
川口:おっ!やりましょうよ。
それはそうと、「AC04」のBest版が発売になるよね。「AC04」はプレイさせていただきました。

 

「ACE COMBAT 04 shattered skies」
PlayStation 2 the Best
(C)NAMCO LTD.
 
河野:メインコンセプトという意味では今回はどんな感じ?
川口:”絵本から劇場版へ”という言葉を・・・、


河野:
あぁ!そうだ!それ良いと思ったんだ!パクろうと思ったんだ!
川口:パクルなよ!つうか、パクレるような作風じゃないじゃん!
まぁこう、”劇場版”て言葉はゲームだとちょっと語弊があって、”映画的な演出!”みたいな感じで手垢のついた表現になってるんだけれども、そういう意味ではなくて。原作があって、それにリアリティーや壮大な広がりを与える、そういう変化の道筋的な意味でその言葉を柱にしてるね。

河野:うん、でもそのコンセプトはちゃんと実現できてると思うよ。
川口:スタッフが優秀ですから!「AC04」のスタッフも何人かいるしね。

河野:みんな前とは全然違うことをやっているんだけど楽しそうで良いね。
川口:あとは、全体の演出と言う意味では、「セブン」の場合は、まぁ意図してはいたんだけど演出過多な部分があったんだけど、そこをヴィーナスでは”インタラクティブな演出”というものに持っていけるようにすごく気を使ってるよ。
 

「ACE COMBAT 04 shattered skies」
PlayStation 2 the Best
(C)NAMCO LTD.
 
河野:あぁ、それはこっちでもよく話すねぇ。
映像として見せていくのか、ここはゲーム内で体験させるべきなのかっていうチョイスだよね。
川口:うん。そうそう。”体験”することなんだよね。鑑賞じゃなくて。

河野:
おぉ!同じこと考えてるなぁ、打ち合わせしてないのに!


河野:
「ヴィーナス」の場合、「セブン」のファンの人たちがどう感じるのがが楽しみだな。
川口:うん。なかなか波紋もある感じだけど。

河野:
うん、 でも良いと思うけど。
正常進化を続けていると範囲が狭まって行くところもあるし、そういう意味では、当初に話を聞いて、「ヴィーナスはやるんだな。」と思った。
川口:全然予測されていないところで「セブン」みたいな物が出て来たわけだし、またひとつ新しい段階に入るのが良いかなと・・・。オレも10代の頃とか、好きなミュージシャンがいきなり方向転換をして、不安になったりしたけど、それでもやっぱり結果良かった事のほうが多いし。

河野:何にも考えないで「変えちゃえー!媚びちゃえ?!」とかじゃないわけで、いろいろ考えて選択してる事だからね。
エースのシリーズでも、「エースコンバット3 エレクトロスフィア」(以下:AC3)でだいぶ変わって、とかあるけど、「AC04」に関して言えば「AC3」があったからこそああなってるからね。
切り口を変えていくってのは重要だと思うよ。
川口:ゲームって、やっぱりかなり特殊だからね、漫画とか映画とかとは全然違うよね。
一つの感覚を生じさせるためにも、本当にいろんな事が絡まりあってるからね。
たとえば、レベルアップのときにファンファーレが鳴るとか鳴らないとかでも、だいぶ達成感が違ったりとかね。 さじ加減の妙ってことで・・・、いや、しかしその加減が大変だよ!!

河野:
うん。ディレクター。大変だな。まじで。

 

がっちり握手を交わす二人。

川口:ユーザーの皆さんやスタッフの愛が欲しいね。
河野:ヨメが欲しい・・・・・・

川口:
・・・まぁ、とにかく頑張って行きましょう!
市場に一本でも多く良心的なソフトを出していこう!
河野:ゲームでしか出来ない体験をね。

川口:
来年で10周年だし。あと10年頑張りますか?
河野:・・・あ、うん。

川口:今日は、ありがとうございました!









フライトシューティングゲームの最高峰が、the Best Seriesで登場!

「ACE COMBAT 04 shattered skies」

PlayStation 2 the Best
2002/11/7発売予定
2,980円



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