第19回
11月22日更新



皆さん、こんにちは。

11月に入って、「ヴィーナスプロジェクト」のスタッフも多忙の毎日が続いています。

製品化まで後少しという所で、一人の来訪者が”突然”ナムコにやって来ました。

今日は、その来訪者をご紹介します・・・。






 

その日、わがままな大魔女が一人、ナムコを訪れたんです。


は〜い! 皆さん初めまして、ヴィヴィよ。

今日は、「ナムコ」にお邪魔しに行くの。

えっと、確か「ナムコ」が在るのは、この辺だったと聞いたんだけど・・・。
あっ!あった〜、ココだ〜!

ふふ・・・、ココが私が主演してる「ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜」(以下「ヴィーナス&ブレイブス」) を製作してる「ヴィーナスプロジェクト」があるビルね。

えっ、「主演はアリアじゃないの?」
ですって?
・・・・・・誰に口聞いてるか判って言ってるの?
主演はこのアタシに決まってるじゃない、もちろんヒ・ロ・イ・ン!

今度、同じ質問したらカエルに変えちゃうんだから!

ふぅ〜。
しかし、なんて遠いのかしら!大移動よ!まったく!!
でもまぁ、無事に着いたんだから良しとするか。

さぁ、いざビルの中へ参らん!







敵無しに見えた大魔女にも、敵わない相手が・・・。



バン!!

「川島健太郎!私をスタッフロールに載せなさい!!」

そう、今日はコレを言いに来たのよ!
9月から音沙汰無いと思ってたのよ・・・、忘れてるんじゃないの?まったく。
で、どうなの?載せるの、載せないの?

「良いですよ、良いんですけどね。こちらもビジネスでやってますから・・・タダというわけには行かないんですよねぇ。いやぁ、ヴィヴィさんにはホントお世話になってるし、交換条件でスタッフロールに載せるってのはどうですか?」

交換条件?
このア・タ・シに交換条件!?!
キ〜〜〜〜〜〜〜!
・・・ハァハァ、落ち着きなさい”ヴィヴィ・オールリン”。
アタシは長い年月を生きてきた女、こんな事で取り乱すなんて、どうかしてるわ。

「良いわよ、受けて立つわよ。交換条件を言ってみなさい!」

「でわ、なんでもいいんで「ヴィーナス&ブレイブス」に関わる仕事を手伝ってください。それで、手伝って頂いた最後に私の方から試練を出しますんで、それがクリアできたらスタッフロールに載せましょう!」

「わかったわ!ふふ、どんな事だってアタシの魔法でチョチョイのチョイなんだから!」

「あっ!魔法は止めてくださいね。この世界じゃ色々問題があるから。」


げっ!魔法禁止!?
これは、大変な事になったわ!

う〜ん、でも仕方ないわね・・・生みの親には逆らえないし・・・。





打ち合わせ中です!
ホント、迷惑な大魔女ですね、ヴィヴィさん。



でも、”「ヴィーナス&ブレイブス」に関わる仕事”って何なの?
良くわからないわよ・・・困ったわ・・・。

どうしようかなぁ〜。
まず、考えを整理した方が良さそうね。

商品を作って売るのよね・・・、商品・・・あら?
その机の上のモノ、なんか見覚えのある絵よね・・・。

「あなた達、なにやってるの?」

「今ですか?え〜っとですねぇ「ヴィーナス&ブレイブス」の、販促用のグッズやポスターに、どのイメージイラストを使おうか打ち合わせをしてる所ですけど・・・。」

「それ!」

「えっ?」

「イラストじゃなく、本物のアタシが出てあげるわ! だってその方が良いでしょ!」
やっぱり、今日のアタシはラッキーだわ!
自分のコトを本当は占っちゃダメなんだけど・・・、ふふ、朝の占いにも「吉」と出てたし〜。

「いや、でも・・・。」
「あなた、名前は?」
「・・・、セールスプロモーションのクボタと申しますけど・・・。」

「じゃあ、クボタ。今日からアナタをアタシのシモベにしてあげるわ。準備なさい!」
「いやぁ〜、別にヴィヴィさんに出ていただかなくても、アリアさんのイラ・・・」
「魔法でカエルにしちゃうわよ!」

ピポパポ・・・トゥルゥゥゥ・・・ガチャ。
「もしもしスタジオですか?「ナムコ」セールスプロモーションのクボタですけど。今から撮影できますか?無理? 無理は承知です!そこをなんとかお願いできませんか?・・・・・・えっ!できそう!ありがとうございます!!」

「 ヴィヴィさん準備できそうです!!」


ふふふ、 脅しはしたけど、魔法は使ってないんだからOKよね?





撮影スタジオ、ヴィヴィさんをカワイク撮るために、スタッフも気合が入ります。


ところで、スタジオ?なにそれ??
またまた、大移動よ〜。

へぇ〜、ここがスタジオか・・・ヘンな所ね。
映写機使ってアタシを写すだけなのに、こんな空間を使うんだ。

キャッ!眩しい〜。
凄く明るいランプ!!
これ、魔法じゃないんだ・・・。

不思議だわ〜。

「スイマセン、ヴィヴィさん、撮影スタートしますんで、ポーズをお願いします!」






怒らせると怖いので、指示するスタッフもドキドキです。


しかし、魔法を使えない世界って大変ねぇ〜。

魔法が使えないから、沢山の人がアタシを写すのに、この空間内で動き回ってる。それに、色々な道具も使うみたい・・・アタシには、最初無駄に見えていた道具も、撮影が始まると、たくさん寄り集まって、機能を補完しあってる。

へぇ〜魔法を使うときと同じ感じだなぁ・・・。
魔法って、色々な種類の細かい呪文の能力を、補完させながら”組み上げる”って感じなのよ。

ふふ、良い勉強になったわ!


「ヴィヴィさん、撮影終了です。お疲れ様でした。」







「大成功!」とご満悦のヴィヴィさん。


ふぅ〜、これで私の写真素材が出来たのね!
クボタの話によると、「宣伝用ポスター」っていう”貼り紙”になるらしいわ。

アタシが出てるんだから、良い宣伝になるわね!


これで一つ「御仕事」終了!


さて、次は何をしようかなぁ〜。


つづく・・・。